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シルバーカーは介護保険でレンタル可能?料金や歩行器との違いも解説

「シルバーカーって介護保険で借りられるの?」
「歩行器とは何が違うの?」

このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

シルバーカーは多くの高齢者が使う便利な福祉用具ですが、介護保険のレンタル対象には含まれていません。歩行器とは制度上の取り扱いも異なるため、正しく情報を把握しておかないと、思わぬ出費につながるおそれがあります。

本記事では、シルバーカーが介護保険でレンタルできない現状や自費で購入・レンタルする場合の料金相場を解説します。歩行器との違いも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

シルバーカーは介護保険のレンタル対象外

2025年現在、シルバーカーは介護保険のレンタル対象には含まれていません。

シルバーカーは多くの高齢者が利用しているのを見かけますが、制度上は対象外となっています。

以下は、介護保険でレンタルできる福祉用具です。

  • 車いす(付属品を含む)
  • 特殊寝台(付属品を含む)
  • 床ずれ防止用具
  • 体位変換器
  • 手すり
  • スロープ(※)
  • 歩行器(※)
  • 歩行補助つえ(※)
  • 認知症老人徘徊感知機器
  • 移動用リフト(つり具部分は除く)
  • 自動排泄処理装置

参考:厚生労働省『介護保険における福祉用具

※印がついた用具は、貸与と販売の選択制となっており、利用者の状況に応じて貸与か購入かを選びます。

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シルバーカーを自費でレンタル・購入する場合の料金相場

シルバーカーは介護保険のレンタル対象外のため、利用するには自費での購入やレンタルが必要です。

購入する場合、価格帯は2万円から10万円ほどで、軽量タイプや収納付きなど機能の違いによって幅があります。

レンタルの場合の料金相場は、月額3,000〜1万円です。こちらも製品のタイプや機能性によって、価格帯に差があります。

シルバーカーと歩行器の違い

シルバーカーと歩行器は、用途や対象者が異なります。

シルバーカーは、自立歩行が可能な方の行動範囲を広げる目的で使われます。歩行を補助するだけでなく、荷物の運搬や椅子としての機能も備えています。

一方、歩行器は足腰が弱くなった方の安定した歩行を支える用具です。

支持基底面が広く、身体をしっかり支える構造になっています。歩行時のふらつきを軽減できるため、転倒が心配な方にも向いています。

歩行器は介護保険でレンタル可能【借りる際の料金相場】

歩行器は介護保険でレンタル可能な福祉用具です。

要介護認定を受けた方であれば、費用の一部に保険が適用されます。自己負担の割合は原則1割ですが、収入の状況によって2〜3割になる場合もあります。

歩行器のレンタル料の相場は、月額2,000〜4,000円です。

以下は、月額3,000円の歩行器を借りて、介護保険が適用された場合の自己負担額です。

  • 自己負担1割:300円
  • 自己負担2割:600円
  • 自己負担3割:900円

保険が適用されると、大幅に費用を抑えられることがわかります。

シルバーカー以外で介護保険の適用となる用具レンタルも検討しよう【まとめ】

シルバーカーは、介護保険の対象外でレンタルはできません。自費で購入やレンタルする必要があり、保険適用となる歩行器と比較すると、費用負担が大きくなります。

予算を抑えて福祉用具を利用するためにも、保険適用のアイテムかどうかを事前に調べておきましょう。

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この記事の監修者

いいケアネット事務局

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