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介護にもついにペッパーが導入!?人型ロボットによる高齢者介護とは?

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介護業界にソフトバンクの人型ロボット「ペッパー君」が導入され始めているのをご存知ですか?

 

実はこの取り組み、最近の話ではありません。

 

2015年5月28日には「介護×IT」をテーマに「介護現場におけるペッパーの可能性」と題された講演が開催。

2016年2月3日には高齢者介護にロボットを活用するための実証実験が3日間実施されています。

 

そして今回、実際にデイケアに人型ロボット「ペッパー君」が試験導入。

 

この取り組みを始めたケアパートナー株式会社は3年以内に全国28都道府県77ヵ所で展開しているデイサービス施設への導入を目指しています。

ペッパー君の導入でどんなことが出来るのか?

 

ペッパー君によって介護スタッフの負担を大幅に軽減できるようになります。

 

ペッパー君介護記録をはじめ、血圧や体温などの測定を、デジタル測定機器を用いてペッパー君と連動させることでそのままデータ化することができます。

入力作業などの間接業務を自動化することによって、介護スタッフの負担の軽減につながると考えられています。

 

元々、家庭での利用事例が多く、10人程度が一般的な実用範囲でしたが、今回の導入にあたり1000人まで認証可能な顔認証システムが搭載されました。

 

パワーアップした顔認証システムにより、

・出迎え

・見送り

・健康チェック

・雑談

という4つの業務をペッパー君が個人の顔を識別し、個別対応します。

 

ペッパー君による「データ管理などの間接業務」と「4つのサービス業務の自動化」により、時間的に余裕が生まれます。

 

その時間を介護スタッフの本来の業務である高齢者へのケアの充実につなげることで、サービス向上が期待されています。

 

私たち介護従事者は介護ロボットと共存する時代になっていくかもしれません。

人型ロボットにできること、人間にしかできないこと、介護の現場であなたが感じる大切なものを今後も持ち続けてくださいね。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

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