株式会社ベスプラが開発した「脳にいいアプリ」は、脳科学の視点から運動や食事、脳トレの複合的な活動を推進しています。アプリの活動や脳状況を家族で共有できる「家族用サイト」もあり、コミュニケーションをとるのにも効果的です。
また、脳にいいアプリは自治体でも導入されています。本記事では、株式会社ベスプラが開発した「脳にいいアプリ」についてまとめました。
主な機能や導入事例を紹介するので、認知症予防として利用できるアプリをお探しの方は参考にしてください。
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株式会社ベスプラの「脳にいいアプリ」とは
「脳にいいアプリ」とは、株式会社ベスプラが開発した脳の健康維持アプリです。化学根拠に基づき、脳にいいアプリでは認知症予防に効果的といわれている以下5つの要素が組み込まれています。
- 運動
- 食事
- 脳刺激
- ストレス緩和
- 社会参加
脳にいいアプリの効果は認知機能と脳の健康に良い影響を与えると、研究論文でも証明されています。実際に、アプリ利用後1ヶ月で認知機能テストスコアが約30%向上した結果が報告されました。
また、アプリ利用者と非利用者を比較したところ、脳MRIの脳健康指標で利用者の優位性が確認されています。家族全員の心と体の健康維持を目的には、脳にいいアプリの利用がおすすめです。
なお、いいケアネットでは、老人ホーム探しに関する入居無料相談を受け付けています。施設を選ぶ基準や退院後すぐに入れる施設などがわからずお悩みの方は、ぜひご相談ください。
脳にいいアプリ以外の物忘れや認知症予防トレーニングアプリについては、以下で詳しく解説しています。
関連記事:物忘れ・認知症予防トレーニングアプリ13選!中高年向け無料ゲームを紹介
参照:WILEYOnlineLibray|Brain and Behavior Volume 14, Issue 5
脳にいいアプリの機能
脳にいいアプリの主な機能は、5つです。
- 目標通知
- 歩数計
- 脳トレ
- 食事管理
- 活動評価
各機能の特徴を以下で解説するので、参考にしてください。
目標通知
脳にいいアプリは人工知能を搭載しており、活動内容を学習して利用者に最適な活動を提案する機能があります。プッシュ通知を設定しておくと、利用者の最適な目標を算出してスマートフォン画面に表示してくれる点が特徴です。
例えば、歩数5000歩や筋トレ5回など、1日の目標が表示されるため日課として取り入れやすい仕組みとなっています。
プッシュ通知によりアプリを開かずとも表示されるので、毎日忘れず目標へ向けて取り組める点も脳にいいアプリを活用するメリットです。
歩数計
脳にいいアプリには歩数計機能が実装されており、累計の歩数や毎日の歩数を管理できます。歩いた歩数はヴァーチャル散歩コースへ反映されるため、やり込み要素も満載です。
ヴァーチャル散歩コースでは、東海道五十三次コースや四国お遍路コースなどにチャレンジ可能で、歩いた歩数の分だけコースが進んで行きます。
例えば、東海道五十三次の場合は日本橋から品川、川崎と歩いた分だけ旅を楽しめます。世界を旅しているような気分で楽しくウォーキングできる点が、脳にいいアプリの良さです。
脳トレ
脳にいいアプリでは、脳科学に特化した脳トレプログラムに挑戦できます。主な脳トレプログラムは、以下のとおりです。
脳トレゲーム | 特徴 |
スライドパズル | ご当地キャラクターを正しく並べ替えるスライドパズル |
まちがえ探し | 昭和時代のアニメキャラクターのまちがえ探し |
脳トレのイラストにはご当地キャラクターや昭和時代のアニメキャラクターを用意しており、回想法の効果も期待できます。
回想法とは懐かしい写真や昔使っていた用品などから過去を振り返り、脳の活性化や精神的な健康向上を図る治療法です。脳トレゲームは1回3分ほどのため、隙間時間に遊びやすいのが特徴になります。
食事管理
脳にいいアプリには、簡単に食事管理できる機能もついています。食べた品目をタップするだけで食事管理ができるため、継続しやすい点が特徴です。
豆やごま、卵など脳にいい品目を食べるのを目標としており、達成すると商品やサービスに変えられるスターがもらえます。
脳にいい品目を積極的に食べられるような仕組み作りができているため、健康に良い食事をとれる点も良さといえます。
活動評価
脳にいいアプリでは、毎日の活動を当アプリのイメージキャラクター「プレキュアくん」が評価してくれます。活動評価では、目標や活動結果、プレキュアくんからのアドバイスがチェック可能です。
アドバイスをもとに次の目標を決められるため、継続的にアプリを続けられます。また、歩数や脳トレ、食事の各コンテンツの目標を達成した場合に獲得できるスターの数が表示されるのも特徴です。
活動評価では、体調確認のほか、くらしの疑問や困りごとについてAIに相談できます。
脳にいいアプリインストール手順
脳にいいアプリのインストール手順は、以下の通りです。
- AppstoreまたはPlayストアをタップする
- 脳にいいアプリをアプリ内で検索してインストールする
- インストールが完了したらアプリを開く
- 脳にいいアプリの画面が表示されたら「次へ」をタップする
- 「上記に同意して次へ」をタップする
- 本名以外のニックネームを入力する
- 年齢の年代をタップする
- 選別をタップする
- 市区町村の欄をタップして住んでいる市区町村を入力する
- 「次へ」をタップする
- 「後で調べる」をタップする
- 身体活動の許可をタップする
- 案内を最後まで読み進めて、下部のボタンをタップする
- 「アプリホームへ」をタップする
- 位置情報の「アプリ使用時のみ」をタップする
アプリインストール後、登録はプレキュアくんと一緒に進められます。登録画面も見やすくスムーズなため、悩まず進めやすい点が特徴です。
脳にいいアプリ自治体向け健康ポイント導入地域一例
脳にいいアプリは、健康推進を目的に一部の自治体で導入されています。主な導入地域は、以下の通りです。
- 八王子市(東京都)
- 太田市(群馬県)
- 渋谷区(東京都)
- 姫路市(兵庫県)
- 松山市(愛媛県)
- 越谷市(埼玉県)
- 海南市(和歌山県)
各自治体の導入事例について以下で解説するので、参考にしてください。
八王子市(東京都)
東京都八王子市では、八王子てくてくポイント「てくポ」に脳にいいアプリを導入しています。てくポへは、脳にいいアプリを登録する際に申込みができます。
てくポの対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 八王子在住の60歳以上でスマートフォンを保有している方 |
脳にいいアプリ使用時のてくポの貯め方 |
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てくポで貯めたポイントは、ポイント利用店で使用できるだけでなく、PayPayポイントに変換して使えます。
太田市(群馬県)
群馬県太田市では、健康的な生活習慣の定義や社会参加の推進を目的としたポイント制度「わくポ」に、脳にいいアプリを導入しています。わくポへは、脳にいいアプリを登録する際に申込みできます。
わくポの対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 太田市在住の65歳以上でスマートフォンを保有している方 |
脳にいいアプリ使用時のわくポの貯め方 |
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貯めたわくポは、太田市デジタル金券となるOTACOへ交換できます。
なお、OTACOへの交換時期は年2回ほどとなっており、交換時期は脳にいいアプリで随時お知らせしてくれます。
渋谷区(東京都)
東京都渋谷区では、毎日の健康活動を推進するハチさんぽに脳にいいアプリを導入しています。ハチささんぽへは、脳にいいアプリを登録する際に申込みできます。
ハチさんぽの対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 渋谷区内在住の60歳以上 |
脳にいいアプリ使用時のハチさんぽの貯め方 |
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貯まったポイントは、渋谷区のデジタル地域通貨「ハチペイ」に交換できます。
参照:渋谷区|ハチペイ
姫路市(兵庫県)
兵庫県姫路市では、フレイル予防を目的に脳にいいアプリを導入しています。ひめさんポへは、脳にいいアプリを登録する際に申込みできます。
ひめさんポの対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 65歳以上の姫路市に住民登録があり、スマートフォンを保有している方 |
脳にいいアプリ使用時のひめさんポの貯め方 |
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貯まったひめさんポは、PayPayポイントポイントに交換できます。
参照:姫路市|ひめさんポ
松山市(愛媛県)
愛媛県松山市では、高齢者いきいきチャレンジをリニューアルして、脳にいいアプリを導入しています。高齢者の方の外出の機会を増やし、無理なく楽しみながら健康管理を習慣化するのが導入の目的です。
対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 松山市に住民票があり65歳以上でスマートフォンを保有している方 |
脳にいいアプリ使用時の貯め方 |
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貯まったポイントは、道後温泉別館飛鳥乃湯泉で利用できるだけでなく、PayPayポイントと交換できます。
参照:松山市|高齢者いきいきチャレンジをリニューアルし、新しく健康アプリを導入します
越谷市(埼玉県)
埼玉県越谷市では、越谷きらきらポイント「きらポ」に脳にいいアプリを導入しています。さまざまな分野の事業を通じて、高齢者が活躍するまちづくりを進めるのを目的に、越谷市は脳にいいアプリを導入しました。きらポへは、脳にいいアプリを登録する際に申込みができます。
きらポの対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 越谷市内在住の65歳以上でスマートフォンを保有している方 |
脳にいいアプリ使用時のきらポの貯め方 |
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貯まったきらポは、PayPayポイントと交換できます。
海南市(和歌山県)
和歌山県海南市では、海南市健康ポイント事業「海ニャンさんポ(かいポ)」に脳にいいアプリを導入しています。かいポへは、脳にいいアプリを登録する際に申込みができます。
きらポの対象者とポイントの貯め方は、以下の通りです。
対象者 | 40歳以上の海南市民でスマートフォンを保有している方 |
脳にいいアプリ使用時のかいポの貯め方 |
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貯まったかいポは、市内の登録店舗で使用できるだけでなく、PayPayポイントに交換できます。
脳にいいアプリを活用して認知機能を向上させよう【まとめ】
脳にいいアプリは脳の健康維持アプリで、認知機能と脳の健康に良い影響を与えると研究論文でも証明されています。歩数計や脳トレ、食事管理など脳にいいアプリでは、継続的に取り組める機能を利用できます。
脳にいいアプリは、健康推進を図る自治体でも導入されており、貯まったポイントをデジタル地域通貨やPayPayポイントなどに交換可能です。
脳にいいアプリは、自治体で導入されているほど注目を集めているアプリです。アプリを活用して認知機能の向上を図り、認知症を予防しましょう。
なお、いいケアネットでは、老人ホーム探しに関する入居無料相談を受け付けています。施設を選ぶ基準や退院後すぐに入れる施設などがわからずお悩みの方は、ぜひご相談ください。

この記事の監修者
いいケアネット事務局
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