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認知症について詳しく解説!【PART2】~認知症の種類・症状について~

認知症について詳しく解説!【PART1】のコラムでは、認知症の初期症状やチェック項目、また「認知症」と加齢による「物忘れ」の違いについて解説しました。
今回の「認知症について詳しく解説!【PART2】」では、認知症には具体的にどのような種類があり、それぞれにどういった症状が見られるのかをまとめています。

目次

主な認知症の種類と特徴

認知症には様々あり、アルツハイマー型認知症を始め、前頭側頭型認知症やアルコール性認知症等がありますが、今回のコラムでは「三大認知症」と呼ばれる
・アルツハイマー型認知症
・脳血管性認知症
・レビー小体型認知症
について解説していきます。

アルツハイマー型認知症

認知症でもっとも多いのはアルツハイマー型認知症で、認知症の中では一番患者数が多く、認知症全体の6割程度を占めます。
男性よりも女性に多く見られる特徴があり、進行性の脳の病気で、現在の医学では治癒することができません。
記憶や思考能力がゆっくりと低下し、最後には単純な作業もできなくなります。
またアルツハイマー型の患者数は、脳血管性認知症の患者数が横ばいであるのに対して増加傾向にあり、今後さらに患者数が増えていくと予想されています。

主な症状

代表として記憶障害があります。最近のことが覚えられず、同じ事を何度も言ったり聞いたりします。
病気が進行すると今日がいつか、今どこにいるのかわからなくなったり、これまで出来ていた作業が出来なくなったり、見た物が何かわからないなどの症状があります。
アルツハイマー型認知症の物忘れは、喪失する記憶の範囲が広く、忘れた内容に対して思い出しにくい・徐々に記憶障害が進行するといった点で、進行しにくい加齢による物忘れとは異なります。

また上記の症状が出てくると、これまで自分で出来たことが出来なくなったと落胆したり、周囲に怒鳴りちらす方もいます。今いる場所や地図がわからなくなると、徘徊するようにもなります。
『物を盗まれた』『妻が浮気をしている』などの妄想が出現する場合もあります。
睡眠障害も伴うと昼夜が逆転し、夜間になるとさらに妄想や幻覚などの症状が出やすくなる「夜間せん妄」といった症状も見られます。

脳血管性認知症

脳の血管障害でおこる脳梗塞や脳出血・脳梗塞によって起こる認知症です。
アルツハイマー病に次いで多いと言われ、認知症全体の2割程度を占めます。
また男性の方が多く発症しています。

主な症状

日常生活に支障をきたすような記憶障害と、その他の認知機能障害(言葉・動作・認知・ものごとを計画立てて行う能力などの障害)があり、他の認知症に見られる疾患と大きな違いはありません。
しかし症状の現れ方は特徴的で、突然症状が現れたり、落ちついたり、また急に悪化したりすることがしばしばみられます。
また特定の分野の事はしっかりできるのに、他の事は全くできないなど、まだら認知と呼ばれる特徴があります。
さらに手足の麻痺、呂律が回りにくい、ちょっとした事で泣いたり怒ったり感情のコントロールが出来ない、夜間になると意識レベルが低下して別人の様な言動をするなどの症状が早期から見られることもしばしばあります。

レビー小体型認知症

変形性の認知症の中では、アルツハイマー型認知症に次いで多く、認知症の約2割を占めています。早い方では40歳頃から出現する方もいます。
レビー小体という異常な蛋白質が大脳皮質に広く認められ、レビー小体が現れる原因は、脳の年齢的な変化と言われています。
男性の方が女性の2倍発症しやすく、他の認知症と比べて進行が早いのが特徴です。

主な症状

発生初期から「知らない人がいる」「壁に虫が這っている」などといった実際には見えないものが生々しく見える症状の幻覚がしばしば現われ、この幻覚は、他の認知症とレビー小体型認知症を区別できる特徴的な症状です。
またパーキンソン病に似た、手足が震える、急に止まれない、体が固まり動きづらくなるといった症状もあり、寝たきりになりやすいとも言われます。
気分や態度の変動も大きく、穏やかな状態から、興奮、無気力といった症状を一日の中で繰り返したりすることもあります。

まとめ

以上が三大認知症と呼ばれる代表的な認知症の種類と症状です。
総務省が公表する令和4年版高齢社会白書の中の「認知症高齢者等への地域支援に関する実態調査」によれば、2025年には推計で認知症有病者数が約700万人に上るだろうと言われています。


「もしかして認知症かも…」
「ただの物忘れとは少し違う…」
身近な人に対してそう感じることが増えてきたら、出来るだけ早いうちにかかりつけの医師や専門の医療機関を受診して正しい治療を受けましょう。
早期発見により、進行を遅らせたり、家族間で対応策を考えることも可能です。
次回は認知症について詳しく解説!【PART3】~認知症に関する相談先まとめ~で、認知症に関する具体的な相談先についてご案内、解説致します。

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この記事の監修者

いいケアネット事務局

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