嚥下(えんげ)障害とは?具体的な症状や原因、対処法について

最終更新日:2021/04/26

[監修] シニアライフアドバイザー 澤崎満依子

突然倒れた、転んで頭を打ったなど、ご自身やご家族の介護を身近に感じるきっかけはそれぞれです。
いいケアネットでは、いざという時のために知っておきたい介護の知識についてご紹介します。

高齢者に多い「嚥下(えんげ)障害」は、命に関わる重大な問題です。
介護中の方の中には、家族が嚥下障害であることに悩み、食事のたびにハラハラする方もいるのではないでしょうか。
高齢の家族に食事を楽しんでもらうためにも、食事の際の工夫や対策を知っておくことは大切です。
そこで、本ページでは、嚥下障害の概要や症状、対処法に至るまで詳しく解説していきます。

嚥下障害とは

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嚥下障害とは、簡単にいうと食べ物を飲み込みにくくなる状況を指します。
食べ物を口に入れ、きちんと咀嚼したものの、うまく飲み込めないという高齢者は少なくありません。
上手に飲み込めないことで、食事に対してネガティブな気持ちを抱える高齢者も多く、結果的に「食事が進まず栄養不足・脱水不足になった」というケースも考えられます。
また、スムーズに嚥下できないことで窒息する危険性もあるため、常に様子を伺いながら食事をサポートしなければならず、介護者にとっても食事の負担が大きくなってしまいます。

嚥下障害の主な症状

嚥下障害の主な症状は以下の通りです。

・食事中にむせることが多い
・固形物を避けるようになる
・食事に疲れてしまい、最後まで食べきれない
・口から食べ物をこぼす
・食事後に痰がからんだり、声が枯れたりする
・食べ物を口の中に溜めっぱなしにすることが増える

上記の症状が見られるようになった場合、嚥下障害の疑いが強いです。
「最近食べ方が変わった」「最近気になる部分が増えた」など、心当たりがある場合には、一度専門機関を受診してみることをおすすめします。

嚥下障害の原因

高齢者に多い嚥下障害。一体、何が原因で嚥下障害に陥ってしまうのでしょうか。
ここからは、嚥下障害の具体的な原因を解説していきます。

病気や薬の影響

嚥下障害に陥る原因として、まず挙げられるのが「病気」もしくは「薬」の影響です。
病気によって筋肉が上手に機能せず、飲み込む力に問題が起きてしまうことがあります。とくに、脳卒中やパーキンソン病を経験した高齢者は、嚥下障害に陥りやすいため注意が必要です。
また、仮に病気の経験がなくても、向精神薬や鎮痛剤などを服用していると、成分の影響により各器官がスムーズに動かなくなることがあります。

加齢による筋力の低下

加齢による筋力の低下が嚥下障害を引き起こしている場合があります。
筋力の低下は必ずしも腕や足といった生活に必要な部分だけに見られるわけではありません。飲み込むための筋肉及び神経にも影響することがあるのです。
食べ物を飲み込むためには、筋肉での「飲み込むための力」が必要であるため、定期的に機能面を確認することをおすすめします。

器官部分の炎症や腫瘍

嚥下障害の原因の一つが、各器官の炎症や腫瘍です。食べ物を飲み込む際、さまざまな器官の働きが必要ですが、この器官が炎症を起こしていたり、腫瘍ができていたりすると、スムーズに飲み込めないことがあるのです。
そのうえ、必ずしも重度の炎症・腫瘍だけが原因とは言い切れません。口内炎や咽頭炎など、比較的軽度な炎症・腫瘍であっても、嚥下障害につながることがあります。

精神的な問題

「ストレスが原因で食が進まない」「うつ病を患っていて食事が楽しくない」など、精神的な問題から嚥下障害を招くことがあります。
また、単純に「食べたくない」という気持ちが嚥下障害を招くだけでなく、精神的な問題から実際に喉に違和感を覚えたり、スムーズな飲み込みが難しくなることもあります。

嚥下障害の対処法

万が一、嚥下障害に陥った場合には、どのように解決すればいいのでしょうか。
ここからは、具体的な対処法について詳しくご紹介します。

身体的な訓練を行う

嚥下障害に陥った場合、まずは身体的な訓練を実施してみましょう。
舌や頬の動きを改めて理解するための訓練や、呼吸の訓練など、スムーズな嚥下を促すための訓練は意外にもさまざまなものがあります。
ただし、専門機関のサポートが必要であるため、独断で行うのは危険です。必ず、医療機関などに相談したうえで、適切な訓練を行いましょう。

リラクゼーションを取り入れる

体が緊張していることで、スムーズに嚥下できない場合があるため、リラクゼーションを取り入れることが効果的です。例えば、マッサージやストレッチなどは、体の緊張をほぐすうえで効果的な対策の一つ。
体がリラックスすることで、嚥下機能の回復が期待できます。

症状に合わせた食事に切り替える

嚥下障害が疑われる場合には、むやみに固形物を与えず、症状に合わせて「飲み込みやすい食品」に切り替えましょう。とろみのある食品や、ゼリー状の食品は、嚥下障害に陥っていても飲み込みやすいため、食事における負担の軽減につながります。

おわりに

嚥下障害に陥ると、高齢者本人だけではなく、介護者にとっても食事の負担が大きくなってしまいます。そのため、嚥下障害が疑われる場合には、早めに対策を講じることが大切です。
ぜひ、本ページを参考にしながら、嚥下障害への理解を深め、必要に応じた対策を計画してみてください。

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