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親が倒れたら、あなたが今すぐすべき処置やその後の対応は?

もし、今あなたが親が倒れた現場にいるなら、

すぐに救急車を呼んでください。

親が倒れたとき、まず家族がすること

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親が突然倒れたとき、「どこで倒れたか」、「その場所に家族はいるのか」「軽症or重症」などによって、家族の対応策は変わってきます。パニックに陥ってしまうと、適切な判断が出来なくなるので、できるだけ冷静になって判断することが求められます。

 

目次

自宅で親が倒れたら

普段から親と同居していれば、救急車の手配や入院準備などが第一優先です。

同居していない場合は、連絡を受けたらすぐに駆け付けるようにしましょう。

救急の指示に従って、冷静な処置が必要になります。

 

勤務先や訪問先で親が倒れたら

倒れたときは、自分は近くにいないので、そばにいた人が救急車を呼ぶ手配をします。

家族に知らせが来るのはその後になります。親に何があって、どういう状況なのかを把握し、搬送先へ駆け付けます。

車を使う際は、慌ててしまうので自分で運転しない方が良いでしょう。

 

外出先や旅行先で親が倒れたら

旅行先で倒れたら、すぐには駆け付けることは難しいです。海外なら旅行代理店や大使館に相談します。海外の場合、親の海外旅行保険の内容を確認しておいた方が良いでしょう。

 

倒れた場所で亡くなったら

親がその場で亡くなってしまった場合、葬儀の準備をしなければなりません。

会社に連絡をして、スケジュールなどを調整してもらいましょう。

 

 

 

親が倒れた現場にあなたがいるとき

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目の前で親が倒れたとき、あなたがまずしなければならないことは「冷静さを保つこと」です。落ち着いて適切な対応をすることが最も大切です。

適切な対応はとてもシンプルで次の6つの流れで進めてください。

 

①まず、冷静になり「落ち着け」と自分に言い聞かせる

②むやみに触らず、衣服などを緩めて楽にさせる

③すぐに119番に連絡をして救急車をよぶ

④症状を伝えて、救急隊員の指示を受ける

⑤救急車を待つ間に、かかりつけ医にも電話をする

⑥かかりつけ医や救急隊が到着したあと、家族や会社へ連絡する

 

 

まずは、親の一命をとりとめることが第一優先です。

焦ったり、余計なことを考えたりせず、落ち着いて119番に連絡しましょう。

 

 

倒れていなくても、救急車を呼ぶべき症状

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たとえ、親が「バタン」と倒れなくても、救急車を呼ぶ必要があるときがあります。

下記の症状に当てはまる場合は、救急車を呼ぶようにしてください。

 

・意識障害、ぐったりしている

・けいれんを起こしている

・大量の出血をともなう怪我、広範囲のやけど

・冷や汗をともなう強い吐き気

・異物を飲み込んで意識がない、のどに詰まらせた

・交通事故、転落などの事故

 

これら以外にも「顔の半分がしびれる」「ろれつが回らない」「視野が欠ける」という症状も危険な状態なので、躊躇せず、119番に連絡するようにしましょう。

 

 

親が倒れてよくある「7つの困りごと」

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親と離れて暮らしていると、把握できていないことがあります。

親が高齢になったら、もしもの時に備えて、家族で話し合い、分かりやすいメモや文章などにして共有しておくのが理想です。

次の7つに関しては、親が倒れた後に困ってしまう、よくある事例なので、家族で共有しておきたいですね。

 

①新聞や定期配送をやめたいが、連絡先が分からない

②光熱費や税金、年金など、どの口座を使用しているのは分からない

③習い事など普段よく通う場所の連絡先が分からない

④預金通帳、健康保険証、印鑑などの保管場所が分からない

⑤どんな生命保険に入っているのか把握していない

⑥入院中の親の年賀状や友人などの住所が分からない

⑦先が長くないと知った時、誰に連絡をすれば良いか分からない

 

この項目で当てはまるものがあれば、出来るだけ早い段階で確認しておいた方が安心です。

もしもの事があってからでは、バタバタしてしまいます。親から聞き出すのが大変な場合は、家族全員で集まった時などに理由を説明して、情報を共有しておくと良いでしょう。

 

しかし、準備ができていないまま、親が突然倒れて入院してしまった場合は、元気になった段階で親に必要な情報を聞くことになります。

また、看護師やソーシャルワーカーなどに相談してみても良いでしょう。

 

 

親が入院・介護が必要になりそうなとき

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親が倒れたあと、入院や介護が必要になる場合もあります。

緊急入院した親が一命を取り留めるのは喜ばしいことですが、ホッとしている暇はありません。

 

・退院後はどこに住んでもらうのか?

・誰が親の面倒を看るのか?

・施設に入れる必要はあるのか?

・リハビリは必要なのか?

・介護認定を受ける必要があるのか?

 

など、さまざまな問題が発生します。

 

近年では、病院は早期退院をさせる傾向にあります。

介護について準備する期間はあっという間に過ぎてしまうので、早いうちにプランを立てる必要があります。

 

そんなときに頼りになるのが、病院内にいる「医療ソーシャルワーカー」です。

 

入院中の不安や困っていることだけでなく、転院や退院後の暮らし方についての相談、介護保険についてのアドバイスなど、専門家の立場から相談に乗ってくれます。

自分で慌てて決めてしまうよりも医療ソーシャルワーカーに相談した方が、プランも立てやすく、心強いです。

 

もし、親が介護を受ける必要があるならば、「介護認定」を受けられるかどうかは確認しておく必要があります。申請してから介護認定を受けるまで、約1か月間の時間が必要になるので、親の入院が決まったら手続きをスムーズに進められるように、あらかじめソーシャルワーカーなどに相談しておきましょう。

もし施設の入居をお考えの場合、弊社でも施設探しのお手伝いをいたします。

 

もしくは0120-577-889へお電話ください。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

突然倒れた、転んで頭を打ったなど、ご自身やご家族の介護を身近に感じるきっかけはそれぞれです。 いいケアネットでは、いざという時のために役立つ介護の知識や介護施設についてご紹介します。

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