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高齢者とその家族をサポートする地域包括支援センターとは


高齢者とその家族の暮らしをサポート!「地域包括支援センター」とは? “高齢者やその家族の暮らしをサポートする機関として、日本には「地域包括支援センター」が設置されているのをご存知でしょうか。
超高齢社会と言われる現代。今後も高齢者が増えていくことが予測されているため、日本において重要な機関であるとされています。
今回の記事では、「地域包括支援センター」に関する概要や利用方法、メリットについて詳しくご紹介します。
家族に高齢者がいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

地域包括支援センターとは

地域包括支援センターとは、高齢者とその家族の暮らしを支えることを目的として設置されている機関です。
要介護などの認定の有無に関わらず、すべての高齢者が利用可能な機関であり、高齢者を手厚くサポートしてくれるのです。
高齢者となると、介護をはじめとしたさまざまな問題が生じてくるもの。高齢者本人はもちろんのこと、その家族も悩みを抱えているケースは少なくありません。
地域包括支援センターは、そうした環境を改善するために、積極的に利用すべき機関ともいえます。

地域包括支援センターのサポート内容

地域包括支援センターでは具体的にどのようなサポート、活動をしているのでしょうか。

高齢者の権利擁護

まず挙げられるのが「高齢者の権利擁護」です。
高齢者は「悪質な詐欺被害」「家族からの虐待」「認知症などの状況での一人暮らし」など、あらゆるトラブル、問題を抱えやすいといえます。
地域包括支援センターは、高齢者にありがちなトラブルや問題から、高齢者を守るために日本の制度に関するアドバイスをしてくれるのです。

相談窓口

地域包括支援センターは、地域の医療施設や福祉施設といったあらゆる施設と、高齢者をつなぐ中心部分的な存在でもあります。
そのため、高齢者の生活における悩み、疑問があれば地域包括支援センターに相談することで、解決できることは多いです。
「現状に適切な施設を教えてほしい」「在宅介護生活に疑問がある」など、まずは一度相談してみると良いでしょう。

介護予防に関するマネジメント

介護を必要としない生活を送るためのマネジメントも、地域包括支援センターのサポート内容の一つです。
全ての高齢者が対象ではないものの、地域包括支援センターでは「要介護支援」と判断された高齢者に、介護予防ケアプランを作成・支援しています。自分の力で生活できる力を身に着けることができれば、家族の負担も軽減されるでしょう。
また、要介護支援として判断されていない高齢者は介護予防教室などに参加することで、介護予防を学ぶことができます。

ケアマネジャーへの支援

地域包括支援センターでは、ケアマネジャーへの支援も行っています。
ケアマネジャー向けに研修会を行うえだけではなく、ケアマネジャーの業務をサポート。ケアマネジャーだけでは対応が難しい状況もあるため、専門家が状況に応じたアドバイスをすることもあります。

地域包括支援センターを利用するメリット

地域包括支援センターを利用するメリットとしては、何が挙げられるのでしょうか。
ここからは、具体的な内容について詳しくご紹介します。

1つの拠点で様々な支援を受けられる

地域包括支援センターは、様々な医療施設、福祉施設などと繋がっている機関です。
そのため、地域包括支援センターで、あらゆる分野の問題を適切な専門きかんへ紹介したり、場合によっては協働して問題解決のための働きをしてくれます。
実際、特定の施設に相談に行ったものの、たらい回しにされてしまった…といった経験をしたことがある方は少なくありません。
高齢社会の現代は、医療施設や福祉施設が多忙となっていることも多く、相談者への対応が不十分となっていることもあります。
地域包括支援センターのように、適切に専門機関へ繋いでくれる窓口に最初に相談することが大切です。

虐待防止につながる

地域包括支援センターは、医療施設や福祉施設だけではなく時には「警察」「弁護士」など専門機関へ繋ぐ役割もあります。こうした機関と連携することによって、深刻な問題である「虐待」の予防や早期発見につながることが期待されています。
特に、在宅介護の場合は、外部とのつながりが遮断されやすいもの。虐待に陥る可能性があるため、地域包括支援センターの役割は重要です。

地域包括支援センターの利用方法

地域包括支援センターは、1つの市区町村に1つ以上設置されています。具体的な場所については、各地域包括支援センターのホームページや資料に記載されているため、チェックしてみてください。
また、地域包括支援センターのでの相談に費用はかかりません。金銭的な負担を気にすることなく、気軽に相談できます。

おわりに

地域包括支援センターは、高齢者本人及びその家族にとって、重要な機関です。
高齢者の生活は、不便なことが多く、本人はもちろんのこと、家族にも大きな負担がかかってしまうことがあります。
地域包括支援センターは、そういった高齢者本人と、家族の生活をサポートするための機関であるため、困ったときはまず相談することをおすすめします。
現在、生活に不安を抱えている方は、これを機に相談してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

突然倒れた、転んで頭を打ったなど、ご自身やご家族の介護を身近に感じるきっかけはそれぞれです。 いいケアネットでは、いざという時のために知っておきたい介護の知識についてご紹介します。

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