大阪を中心に有料老人ホーム・介護施設HOME > 介護専門家が答えるQ&A > 認知症ライフパートナー検定試験の申込を開始―日本認知症コミュニケーション協議会

認知症ライフパートナー検定試験の申込を開始―日本認知症コミュニケーション協議会

d19349-8-582393-1[1]日本認知症コミュニケーション協議会はこのほど、「認知症ライフパートナー検定試験(第15回2級・第17回3級)」(7月16日実施)の申込み受付を開始した。

認知症ライフパートナーとは、認知症の基礎知識を学ぶとともに、アクティビティ・ケアを身につける資格。

申込み締切は3月13日~6月12日までで、試験日は7月16日。
検定試験会場は、札幌、秋田、仙台、水戸、東京、長野、名古屋、大阪、岡山、松山、福岡、熊本である。

受験資格としての学歴、年齢、性別、国籍による制限はない。

2級は「認知症ライフパートナー検定試験 2級公式テキスト」から出題され、認知症の方の病気の特性や症状、生活習慣病、食事、排せつ、睡眠、薬など、より深い専門知識と認知症予防について問われる。

さらに、アクティビティ・ケアの計画・運営などの専門的知識や進め方について確認する。
そのほか、住環境に対する留意点や介護保険など制度の活用についての理解度も確かめられる。

3級については「同 3級公式テキスト」から出され、認知症という病気の特徴、症状に関する基礎知識、アクティビティを用いたコミュニケーション手法、福祉制度活用についての理解度を確認する。

公式テキストでは、認知症という病気の種類と特徴、病気から起こるさまざまな症状、心理的状態と、その対応の仕方を学び理解する。

また、認知症の人とのコミュニケーションの取り方、ケアのあり方などをさまざまなアクティビティ・ケアの事例を通りして学ぶ。
そのほか、認知症に関する正しい知識や手法、地域包括ケアシステムや社会資源の活用方法なども修得できる。

受験者は10~80代で、福祉や医療に従事する者だけでなく、学生、一般と幅広い。
2017年で9年目を迎え、現在約3万人を超える人々が受けている。

今回で3級は17回目、2級は15回目をむかえ、昨年初めて1級が実施された。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

突然倒れた、転んで頭を打ったなど、ご自身やご家族の介護を身近に感じるきっかけはそれぞれです。 いいケアネットでは、いざという時のために役立つ介護の知識や介護施設についてご紹介します。

あわせて読みたい記事