テクノエイド協会と厚生労働省が主催する「介護ロボットフォーラム2016」がこのほど、東京都内で開催された。
会場では介護ロボット導入好事例表彰も行われ、最優秀賞も発表された。
同フォーラムは、高齢者介護などの現場で発生する課題に対し、介護ロボットなどの活用による新たな介護技術の開発への期待が高まっていることから実施しているもの。
展示エリアでは、高齢者、障害者の自立や介助を支援する介護ロボットを軸に、商品化された実機を紹介。
約24社が参加し、説明や相談を行った。
さらに介護ロボット導入好事例表彰も実施され、最優秀賞1件、優秀賞の事業者部門4件、メーカー部門2件、流通・普及支援部門2件、好事例賞の事業者部門7件、行政部門1件、メーカー部門2件、流通・普及支援部門1件が受賞した。
そのほかでは、シンポジウムとして「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業の実施状況について」、「介護ロボットに係る制作の同行(仮称)」、「介護ロボットの導入事例報告(2機関)」、「介護ロボットを活用した介護技術開発モデル事業による成果報告(4機関)」も行われた。
この記事の監修者
いいケアネット事務局
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