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国有地に特養を整備、2020年オープンを目指す―東京都小平市

JQ142_72A東京都小平市はこのほど、特別養護老人ホーム(特養)を整備するため、国有地の国家公務員宿舎跡地(同市鈴木町)の一部、約5,000㎡を活用するようだ。事業内容などについては社会福祉法人から提案を5月にしてもらい、事業者は7月中に決定するとのこと。施設オープンは2020年を予定している。
市内7ヵ所にある特養の定員は612人に対して、入居待機者は540人(14年6月時点)のため、市としては新施設の整備は課題となっていたが、市街地化が進むうえに住民に受け入れられにくいなどの問題があったため、建設の際、必要な広さの土地を確保しにくい状態だった。そのため、10,000㎡の敷地があり、なおかつ隣接する住宅もない宿舎跡地の活用について国と協議したとのこと。
条件は定員70~90人規模の特養にするほか、ショートスティ、防災拠点型地域交流スペースを併設すること。社会福祉法人から提案を受けた市が事業者を決定して国に推薦し、国と事業者が借地契約を結ぶ、ながれとなっている。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

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