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ペット型コミュニケーションロボ「なでなでワンちゃん」が、かわさき基準福祉製品の認証を取得

df79c205f209b87cd6c9a5ae55ad18e4-600x749神奈川県にあるトレンドマスターが展開する、ペット型コミュニケーション・ロボットの新商品「なでなでワンちゃん」が、平成28年度かわさき基準福祉製品に認証された。
同製品は、本物の犬の声で、なでると鳴き、呼ぶと答える。

平成26年度にも認証されていたが、犬好きの人の要望に応えるかたちで新たに開発した。
なでなでワンちゃんは、スマートフォンのパネルに使われている静電センサーを、頭、背中、尻尾、の3ヶ所に配置しており、なでると触れるの違いを感知して鳴き声を変える。

また、新たに音センサーを内蔵しており、呼べば答える機能を追加した。
川崎市は、なでなでワンちゃんの総合評価結果として、「高齢者が同製品を介して子どもも含め、他者との会話を促進させながら関係を構築する効果も評価できる」や「かわさき基準の理念における、自己決定、活動能力の活性化、利用しやすさ、ノーマライゼーションへの適応を高く評価し、同製品は認証に値するものと判断する」などのコメントを寄せている。

同市では、産業の力で福祉分野の課題を解決するウェルフェアイノベーションを推進しており、そのひとつとして、福祉製品のあり方を定めた「かわさき基準(KIS)」に基づく製品認証事業を行っており、福祉産業の振興に取り組んでいる。
今年度は30の優れた福祉製品が認証され、平成20年度からの9年間で累計認証製品数196となった。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

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