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インテリアデザインや施行を業務とするI＆C（大阪市中央区）は、「人と寄り添う、洗面台。」をテーマに、業界初の電動昇降洗面台LAP‐100、LAP‐200を製造、販売している。
同製品は、利用する人の身長、体勢に合わせて高さを変えられ、子どもから大人・高齢者、車イスや体が不自由な方でも安心して使うことができる。担当者は「各メーカーはこれまで下へのアプローチはあったが、上にいくのはなかった。
当社は洗面台を使いやすい道具、アイテムとして考えて展開している」と述べた。
操作は簡単で、上下の矢印ボタンを押すことで洗面台が昇降する。ワイヤレスリモコンでの遠隔操作や、プリセット機能により好みの高さに設定することもできる。天板の高さは620～1,100㎜の間、最大400㎜のストロークで設定が可能である。
事例としては、2015年４月にオープンした介護付き有料老人ホームの居室60室すべてに導入されており、体の状態などで高さを調整できるのが入居者に好評とのこと。また、ケアスタッフの腰への負担も軽減され、ストレスケアにつがっているという。直近では、建築物件の共用部にも９台設置される。
この記事の監修者
いいケアネット事務局
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