「医療と介護の総合展についてニュースで知った」
「どのようなものなのだろうか?」
この展示会を初めて知る方も多いことでしょう。
結論から申し上げますと、医療と介護の総合展は事業所向けであり、家族介護者は参加できないものです。しかし、間接的な有効活用は可能です。
医療と介護の総合展を有効活用すると、介護負担を軽減できる可能性もあります。
本記事では、医療と介護の総合展を有効活用するための方法を詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
医療と介護の総合展とは
医療と介護の総合展の正式名称はメディカルジャパンです。毎年3月に、インテックス大阪で「メディカルジャパン大阪」が開催され、毎年10月には、幕張メッセで「メディカルジャパン東京」が開催されます。(文献1)
メディカルジャパンでは、医療や介護、薬局、ヘルスケアなどの関係企業が一堂に会して、自社製品を展示します。
次回の展示会は、2025年10月1日(水)から10月3日(金)に幕張メッセで開催される、メディカルジャパン東京です。(文献1)
展示会の内容
展示会は7つの構成展と15の専門エリアで構成されています。(文献1)
構成展の内訳は、以下のとおりです。
- 病院EXPO
- クリニックEXPO
- 次世代薬局EXPO
- 健康サポートEXPO
- 介護・福祉EXPO
- 感染対策EXPO
- 医療DX・ITEXPO
介護・福祉EXPOでは、介護ロボットや見守りシステム、リハビリ用品、介護食など、さまざまな介護福祉用品が展示されます。
展示会の参加者
介護・福祉EXPOの主な参加者は、介護サービス事業所の担当者です。
代表的な介護サービス事業所を以下に示しました。
- 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
- 介護老人保健施設
- 有料老人ホーム
- 通所介護事業所(デイサービス)
- 訪問看護事業所
- 居宅介護支援事業所
介護サービス事業所以外では、高齢者フィットネス施設担当者や自治体職員なども参加します。
家族介護者が医療と介護の総合展を有効活用する方法
医療と介護の総合展は事業所向けの展示会であるため、家族介護者は参加対象外です。
しかしこの展示会は、介護に関する新しい情報を把握できる場であるため、情報を有効活用できると介護負担軽減につながる可能性があります。
ここでは、家族介護者が展示会を有効活用するための方法を紹介します。
公式SNSやイベントレポートで情報収集する
医療と介護の総合展を有効活用する1つ目の方法は、公式SNSやイベントレポートでの情報収集です。
医療と介護の総合展では、FacebookやInstagram、Xといった公式SNSと公式YouTubeにて、情報を発信しています。ここからイベントの様子や出展企業の情報をつかんだり、介護や医療に関する新しい情報を把握したりできます。
イベントに出展している企業の公式サイトを検索すると、より詳しい情報を収集できるでしょう。サービス事業者向けの製品を取り扱っている企業がほとんどですが、中には家庭用の製品を取り扱っている企業もあるため、いろいろ調べてみましょう。
展示会のレポートをインターネット上にアップする、出展企業や参加企業も少なくありません。
「医療と介護総合展 レポート」「メディカルジャパン レポート」といったワードで検索すると、参加企業のレポートをチェックできます。
レポートを読んで、介護や医療に関する新しい情報を把握するのも有効活用法の1つです。
担当ケアマネジャーと情報交換する
公式SNSやイベントレポートで得られた情報を、担当ケアマネジャーと共有するのも良い方法です。
ケアマネジャーは要介護者の状況確認のため、定期的に家庭を訪問しています。その際の情報共有が自然な流れでしょう。
新しいシステムや福祉用具などについての詳細をケアマネジャーが把握している場合もあります。家族に教えてくれたり、可能であれば利用を勧めたりするケースもあるでしょう。
ケアマネジャーについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
医療と介護の総合展|家族にとってのメリット
医療と介護の総合展に関する情報収集やケアマネジャーとの情報交換は、介護や仕事で多忙な家族にとって、新たな負担となるものです。しかし、これらの行動によって、家族にメリットが生まれます。
医療と介護の総合展では多くの企業が出展し、介護・福祉機器や、介護・医療・福祉に関する新しい情報や技術を紹介しています。新しい情報や技術を知ることで、介護に関する選択肢が増えるでしょう。
新しい見守り機器やリハビリ機器を導入している介護サービス事業所や介護施設の情報がわかると、利用もしくは、入所を検討できます。
新たな福祉用具を貸与、もしくは購入できれば、介護負担を軽減できるでしょう。
現在利用中の介護サービス事業所が新しい技術を取り入れることで、要介護者本人の心身の状況改善につながります。
まとめ|医療と介護の総合展を家族の介護に有効活用しよう
医療と介護の総合展は、家族介護者が直接参加できるものではありません。しかし、SNSやイベントレポートを通じて、間接的に介護や医療に関する新しい情報を把握できます。
新しい情報をケアマネジャーと共有する、介護サービス事業所や介護施設選びの参考にするなどの形で、医療と介護の総合展を有効活用してみましょう。
総合展で得られた情報をもとに介護施設を探したいけれど、自分たちだけで探すのは難しい場合は、いいケアネットにご相談ください。ご本人やご家族の希望に合った施設を、全国各地からお探しいただけます。
また、介護に関するさまざまな情報を知りたい方は、いいケアジャーナルをご覧ください。
医療と介護の総合展に関するよくある質問
ここでは、医療と介護の総合展に関するよくある質問を3点ご紹介します。
医療と介護の総合展には何人くらい来場しますか?
幕張メッセで行われるメディカルジャパン東京は、毎年15,000人程度が来場しており、2024年10月には15,487人が来場しました。2025年10月は18,000人の来場が予想されています。(文献1)
インテックス大阪で行われるメディカルジャパン大阪は、毎年8,000人から10,000人程度が来場しており、2025年3月には10,812人が来場しました。2026年3月には12,000人の来場が予想されています。(文献1)
医療と介護の総合展の出展企業を知る方法はありますか?
2015年10月に幕張メッセで行われる、医療と介護の総合展の出展企業を知ることは、現時点において難しい状況です。(2025年3月現在)
メディカルジャパン東京公式サイト内「来場案内」にて、前回(2024年)の出展者や製品を検索できます。昨年のメディカルジャパン東京内、「介護・福祉 EXPO」には58企業が出展していました。(文献2)
家族も参加できる医療・介護に関する展示会はありますか?
大阪府大阪市にて常設されている展示会「ATCエイジレスセンター」は、家族を介護している方や要介護者本人も参加可能です。
さまざまな介護・健康・福祉機器が展示されており、各エリアに専任のスタッフが常駐しています。
展示会場はバリアフリー対応であるため、車いすの方も参加しやすいでしょう。
一般の方向けのイベントやセミナーも開催されています。
来場前に、公式サイトやSNSでの情報収集をおすすめします。

この記事の監修者
いいケアネット事務局
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