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ケアハウスの1日の流れとは?ケアハウスで過ごすメリットも解説

「ケアハウスではどんな1日を過ごすのだろう」

「ケアハウスに入居したら外出はできないのだろうか」など、ケアハウスに入居した後の生活が想像できずに不安な方もいるでしょう。

ケアハウスでは、食事や入浴など決まっているスケジュールはあるものの、それ以外は自由に過ごせます。通院や買い物、旅行などによる外出や外泊も可能です。

この記事ではケアハウスでの1日の過ごし方やケアハウスに入居するメリットについて解説しています。

親をケアハウスに預けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ケアハウスの1日の流れを紹介

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ケアハウスの1日は、起床時間や就寝時間、食事など決まったスケジュールはありますが、それ以外の時間は基本的に自由に過ごせます。

ここでは、ケアハウスの1日の流れの一例を紹介します。ケアハウスでの一日の過ごし方を知りたい方は参考にしてください。

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目次

起床

ケアハウスでは、起床時間が決まっているわけではありません。しかし、だいたい朝食時間が始まる前に起床し、それぞれの居室で身支度を整えます。もし、朝食時間になっても起きてこない利用者の方がいる場合には、職員が声をかけにいきます。

朝食

ケアハウスでは食堂で食事をとります。基本的には食堂に移動して朝食を食べますが、希望すれば居室での食事も可能です。

ケアハウスでは、カロリーが計算された栄養のバランスが整った食事を提供してくれます。自力で食べることが難しい場合には、職員が介助してくれるので安心です。

自由時間

朝食後はそれぞれ自由に過ごす時間です。自室でゆっくり過ごしたり、通院や買い物など施設の外に外出するのも可能です。家族や友人を自室に招いて一緒に過ごすこともできますので、自分の好きな過ごし方ができるのがケアハウスの魅力といえるでしょう。

昼食

昼食をとるときも、朝食と同じように食堂で他の入居者と一緒に食事をとります。

ケアハウスでは、季節の行事に合わせた食事も楽しめます。また、施設によっては複数の食事メニューから選べたり、バイキング形式を取り入れていたりする場合もありますので、施設に確認してみてください。

レクリエーション

午後は入居者が集まってレクリエーションを楽しむ時間があります

例えば、クイズ大会やラジオ体操などみんなで楽しめる催しものをしたり、俳句や絵手紙などのカルチャー教室が開かれる場合もあります。施設によってさまざまなレクリエーションがあり、入居者同士で交流ができたり、趣味の活動を楽しんだりできます。

しかし、参加は強制ではないので、自室でゆっくり過ごしたり、外出したりするのも可能です。

夕食

夕食も食堂に移動して食べます。食事は、一人ひとりの健康状態に合わせて減塩された食事や刻み食などにも対応可能です。服薬がある場合にも対応してもらえます。健康や服薬に不安がある場合には施設に相談してみるとよいでしょう。

就寝

夕食後は、入浴したり、共用スペースでおしゃべりしたり思い思いに過ごせます。就寝時間になると共用スペースは消灯されます。消灯後は、自室でゆっくり過ごしながら眠りにつきましょう。

ケアハウスに入居するメリット3選

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ケアハウスに入居するメリットは以下の3つです。

  • 外出・外泊ができる
  • レクリエーション活動がある
  • 個室で過ごせる

本章ではケアハウスのメリットについて解説しますので、入居の判断材料にしてください。

関連記事:ケアハウスの入居条件は?生活するメリット・デメリットも解説

外出・外泊ができる

ケアハウスに入居したからといって外出や外泊ができなくなることはありません。届け出を出せば、外出や外泊もできますので、家族や友人と買い物や旅行などを楽しむこともできます。

ただし、介護度が高い場合や健康面に不安がある場合には外出を制限される場合もあります。どうしても外出したい場合には、職員と相談し家族や職員に付き添ってもらうなど気をつけて外出するようにしましょう。

レクリエーション活動がある

ケアハウスでは、レクリエーション活動が豊富にあります。

例えば、お花見やクリスマスなど季節ごとの行事イベントがあったり、絵手紙や俳句などのカルチャー教室が開かれたりします。単調になりがちな施設での生活に楽しみが生まれ、生活にもメリハリが出てくるでしょう。

また、レクリエーションを通して身体や頭を使うと認知機能の向上や体力維持にもつながります。みんなで1つの活動に取り組むことで、入居者同士が一緒に楽しみながら交流できます。

個室で過ごせる

ケアハウスは全室個室のためプライバシーが確保されています。

多床型の施設ではプライバシーが確保されにくく、共同生活に疲れてしまいがちです。しかし、ケアハウスではそれぞれ個室があるため、一人で過ごす時間もしっかり確保できます。

活動に疲れたときなどは、個室で休むなど臨機応変に過ごせるのもケアハウスのメリットといえるでしょう。

まとめ|ケアハウスは比較的自由に過ごせる施設

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ケアハウスは、決まっているスケジュールはあるものの基本的に自由に過ごせます。

外出や外泊も可能なため、家族や友人と買い物や旅行も楽しめます。施設内では、レクリエーションが豊富に催され、趣味を楽しんだり、入居者同士で交流もはかれるのも魅力です。また、全室個室になっているためプライバシーも確保されています。

ある程度自立した生活が出来る方で、施設で過ごしながらも自由な時間を楽しみたいと考えている方にはおすすめといえるでしょう。

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よくある質問

ケアハウスの職員は介護してくれますか?

ケアハウスには「一般型」と「介護型」の2種類があります。

一般型では、施設からの介護サービスの提供はありません。介護が必要な場合には、別途外部の介護サービスを利用する必要があります。

一方、介護型では、施設から必要な介護サービスが受けられます。施設によっては認知症ケアや看取りまで行ってくれる場合もあるなど、介護度が高くなっても利用が可能です。

ケアハウスに入居しても外出や外泊はできますか?

施設に事前に届け出を提出すれば外出や外泊は可能です。家族や友人と一緒に買い物や旅行を楽しむこともできます。

ただし、介護度が高い場合や健康面に不安がある場合には外出を制限される場合もあります。どうしても外出したい場合には、職員と相談し家族や職員に付き添ってもらうなど気をつけて外出するようにしましょう。

監修者

一般社団法人全国介護事業者連盟 理事長会

斉藤 正行

一般社団法人全国介護事業者連盟理事長。立命館大学卒業後、複数の介護関連企業で要職を歴任し、日本介護ベンチャーコンサルティンググループを設立。講演活動やメディア出演も多数。

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