福島県南相馬市の高齢者施設ではこのほど、実証テストとして介護支援ロボットが導入された。今月末までテストを続けて年内の量産を目指しているとのこと。同市のソーシャルロボティクスが主導で、県内の製造業者などが連携して開発、主な目的は日用品の運搬を役目としている。
本体の高さは60㎝ほど。床に敷設された金属片に沿うかたちで、モーター駆動の車輪で走行する。タブレット端末を付ければ巡回や受付業務にも対応し、さらに障害物を感知して自動停止し事故を防ぐ機能もついている。
室内では洗濯物を運搬するようで、単純作業軽減につなげ職員がケアに専念できる利点があるとのこと。
介護支援ロボで単純作業軽減し、職員のケア充実につなげる―福島県
あわせて読みたい記事
-
寝たきりになる原因は?高齢者に起こり得る病気や予防対策を紹介
高齢になるとさまざまな理由から寝たきりになるリスクが高まります。脳卒中や認知症などの病気が原因になるケースもあれば、加齢による筋力低下など原因はさまざまです。 ...
-
地域共生社会の実現に向けた当面の改革工程を公表―厚生労働省「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部
厚生労働省「我が事・丸ごと」地域共生社会実現本部はこのほど、地域共生社会の実現に向けた改革工程をまとめ公表した。「地域共生社会」とは、分野ごとの縦...
-
重度介護者が入所できる施設は?介護医療院の特徴と利用条件を解説
「介護医療院はどのような施設なのか」「重度医療が必要だと老人ホームには入れないのか」など、疑問を持つ方も多いでしょう。。 介護医療院は重度医療が必要な方で...
-
シニア向けの自転車の選び方は?選ぶ際の注意点とおすすめ車種も解説
シニア世代の方が自転車を選ぶ際には、安全で快適な自転車ライフを送るためには、年齢や体力に合わせた自転車選びが重要です。若い頃と同じような感覚で選ぶと、思わぬ怪我...





