介護専門家が答えるQ&A

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高齢者に介護拒否されたら?4つの原因と対処法をご紹介

 

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「介護をしようとしたら嫌がって拒否されてしまった…」

お風呂に入れようとしたら怒られてしまった。お薬を飲もうと促しても飲んでくれない。デイサービスに行きたがらない…。

そんな悩みをお持ちの方は是非一読ください。

 

高齢になると、老いとともに体が不自由になり、介護を受ける必要があっても、嫌がって介護を拒むケースはよくあります。

高齢者に介護を拒否されると「むなしいなぁ」「しんどいなぁ」と感じることもありますよね。辛いお気持ち、お察しします。

 

大切な方にはしっかり介護を受けてもらって、少しでも快適に暮らしてもらいたいと思います。

それには、介護する側もストレスをためないことが大切です。

 

そこで今回は辛い介護拒否の原因と、介護拒否への対処方法を取り上げてみます。

 

 

 

 

介護拒否をしやすい人の特徴4つ

 

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まずはどうして介護を拒否されてしまうか理解するために、介護拒否をする高齢者の背景を考えてみます。

大まかに次の4つのケースに分けられます。

 

  • 介護されることに抵抗感がある

「自分のことは自分で出来る」とプライドがある方や、「介護されるなんて情けない、気恥ずかしい」「介護をしてもらって迷惑をかけたくない」などの思いを抱える方は介護を拒否することがあります。

認知の衰えから自身の状況をきちんと把握できておらず、「自分には介護は必要ない」と思っていることも。

この場合、介護をされるうちに抵抗がなくなり慣れてくれる可能性もあります。

 

  • 認知症により自分の状況が分からず抵抗している

認知症が進むと、認知機能の低下によって「介護の意味を理解できない」ことがあります。

例えば、食事の手伝いをしても嫌がるのは「目の前の食べ物を食べ物だと理解できない」ため、なぜそれを介助者が食べさせようとしてくるのか分からず恐怖を感じる、などということがあります。

結果、「何をされるか分からない」ので介護を拒否するのです。

 

  • 体の調子が悪い

意外と見過ごしがちなのが、高齢者の方自身の体の調子が悪く介護を受けたがらないケースです。

例えば食事を拒否する方がいたとします。その場合、口内炎や入れ歯が合わなかったり、飲み込む力が弱っているために食べること自体を嫌がっていたりすることが原因の可能性があります。

 

  • 薬の影響

飲んでいる薬の関係で過度に眠気を感じたり、実は脱水状態に陥ったりしているケースがあります。

自分自身の体の状態を上手く伝えられず、結果として介護を拒否してしまいます。

 

 

 

 

 

介護拒否になった場合の対処方法7つ

次に介護拒否された際の対処法を見て行きましょう。

 

  • 介護の必要性を伝える

「自分はまだ大丈夫」と思っている高齢者の方は、介護されることを嫌がります。

その場合は「介護がなぜ必要なのか」根気強く伝えてみましょう。徐々に必要性を理解し、介護を受け入れてくれることがあります。

それでも強く拒否される場合、介護が必要だと自覚するまで見守っておくにとどめることも有効な手立てになります。

とはいえ見守るにも限界があり高齢者を介護ができないことで生活に支障がでることもあると思います。そんな時には次の章で詳しく紹介する、専門家に頼ることも検討してみてください。

 

  • 無理強いをせずに本人の意思を尊重する

「やりたくない」と拒否していることを強制するのは厳禁です。まずは本人の気持ちに寄り添って、「そうなんだね」と受け入れてあげてください。

そして大切な決定を本人の意思に任せてみると良いです。例えば食事のメニューを自分で決めてもらう、着替えの最後に自分で身だしなみをチェックしてもらい自分自身で納得してもらうなどです。

本人の意思を尊重していると「この人は私を大切にしてくれる」と思ってもらえるため、友好的に接してくれるようになり、介護を受け入れてもらいやすくなります。

 

  • タイミングを見計らう

高齢者の方が「介護に慣れなくて抵抗がある」ときや「嫌がって興奮している」場合、一旦その気持ちを受け入れ、介護をやめてみましょう。

少し時間が経ってからもう一度声掛けをすれば、抵抗感がなくなり、すんなりと受け入れてくれることもあります。本人の気持ちが落ち着くのを待ってあげるイメージです。

 

  • 具体的な声掛けをする

前述しましたが、特に認知症の方は「介護の意味が分からない」ことが多いです。

例えば「体を洗いますね」と入浴の介助をしても、何故体を洗うのか分からず、混乱や恐怖から介護を拒否します。

そこで高齢者の方に対して「きれいにするために体を洗いましょう。今からお湯をかけて汚れを流しますね」など、具体的に説明してもらえると納得して介護を受け入れてくれる場合があります。

他にも「体を使って介護の必要性を説明する」のもひとつです。

例えば、食べ物が何なのか分からずに食事を抵抗している人には、介護する側が先に食べて見せて食事を促すと安心して食べてくれることがあります。

 

  • ヘルパーやケアマネジャーとの信頼関係を築く

特にデイサービスや訪問介護を嫌がっている場合、まずはヘルパーやケアマネジャーに自宅に来てもらい、その方と高齢者の方の間に信頼関係を築くことが有効な場合もあります。

「この人が介護してくれるなら大丈夫かな」「この人が言うなら行ってみようかな」と安心してもらえれば、介護を受けてくれることも多いのです。

 

  • 体調が悪くないか確認する

介護を拒否する理由の中には前述したように体調が悪く、それをうまく口にできていない場合があります。

高齢者の方の調子が悪そうなときには体調を確認してあげると良いです。「〇〇が痛い?」「入れ歯の調子が悪い?」など「YES」「NO」で答えられる質問にしてあげると答えやすく、素直に自分の状況を教えてくれやすいです。

普段から予防にも気を使ってあげられるとなお良いかもしれません。

 

  • 医師に相談する、かかりつけ薬局を作る

薬が原因の体調不良や、服薬拒否をする場合は医師や薬剤師に相談することが大切です。

医師から話せば聞いてくれることもありますし、必要であれば処方も変えてくれます。

またかかりつけの薬局を持っておき、どの病院の処方箋も同じ薬局で処方してもらうようにすると飲み合わせの管理や副作用の相談がしやすく安心です。

 

介護拒否されても叱ってはいけない

高齢者の方に介護を拒否されるとショックですし、イライラしてしまうことがあるかもしれません。

「どうして嫌がるの?」「早くして」などと言ってしまいがちですが、それは厳禁です。

 

叱られると恐怖で余計に介護を嫌がったり、意地になったりしがちです。

結果、余計に介護を拒否されてしまうことも。

 

「●●しませんか?」「ゆっくりでいいよ」などと気持ちに寄り添ってあげることで本人も安心すると思います。

本人の意向に沿いながら行うことで、本人も抵抗がなくなってくることも多いので、ひどく抵抗するのでなければその人のペースに合わせてゆっくり介護を行ってみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

介護拒否になったら専門家へ相談すると解決する事も

 

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いくら対処法通りに向き合っても、高齢者の介護拒否が激しくご自身では対処が難しいこともあると思います。

「もう施設に預けてしまいたい!」と思い詰めてしまうこともあるかもしれません。

そんなときは一人で抱え込まずにまずは専門家に相談してください。介護を拒否されてしまったときに相談できるのは、主に以下になります。

 

・市区町村の介護保険課の窓口

・地域包括支援センター

・居宅介護支援事業所

 

またどうしても介護が難しい場合、施設に直接相談するのも一つです。

介護拒否になってしまった時に強引に入居を決めてしまってもても入居拒否や退居勧告をされてしまう事がありますので、無理に入居を急ごうとせず、しっかりと施設に相談をしてみてください。

 

 

 

 

介護拒否されても一人で抱え込まないで

高齢者に介護を拒否されるのは辛く、自身が否定されたような気持ちになってしまいますよね。

しかし介護を受けている方はあなたが嫌いで拒否しているわけではありません。「迷惑が掛かってしまうんじゃないか」など、あなたのことを思って抵抗していることもあるのです。

 

介護に限界を感じ施設に強引に入居させようとするケースもありますが、無理に預けようとしても受け入れを拒否されたり、すぐに退去を命じられたりすることも珍しくなく、得策ではありません。

 

とはいえ辛い時に一人で抱え込む必要はありません。専門家を遠慮なく頼ってください。きっといい解決方法が見つかります。

ためこまず、負担のない範囲で介護を行ってくださいね。

 

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