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【ご入居事例紹介】母親を思う執念の老人ホーム探し!

6月のある日、私どもへお問い合わせの電話をいただきました。

 

北摂にお住まいのY様から、病院に入院中の母親(81歳、要介護4)が安心して暮らせる老人ホームを探したいとの事でした。

独居の自宅にて転倒し、頭をうたれたのと、足の捻挫及び擦傷の治療の為に入院されたとの事で、治療とリハビリを兼ねて8月末までには退院の見込みであるとの事でした。

 

退院まで二か月以上ありましたが、Y様は母親にとって一番良い施設を早く見つけ、退院に向け万全の準備をしたいという強い思いを持たれていました。

 

まずはY様が通いやすく、ご自宅から近い老人ホームを私どもが一か所選定させていただき、もう一か所ご自身でインターネットにて探された老人ホームへご見学に行かれました。

 

その内ご自身で探された老人ホームの建物の作り、明るい屋内、介護職員の対応にひどく感銘され、本当に気に入られたご様子でした。

 

もちろん第一候補となりましたが、現在満床のうえ部屋の空きを待つ方が3名いらっしゃるとの事でしたので、8月末の退院時期を考えると、ご入居時期に間に合わない可能性が高い状況でした。

 

そして万が一8月末までに空室が出なかった場合のことを考え、一度仕切り直したうえ第一候補の老人ホームに勝るとも劣らない、良いところを探しておきたいとの事でしたので、翌週さらに三か所ほどご見学に行かれることとなりました。

 

概ね気に入られた老人ホームが見つかったのですが、どうしても最初にご見学した老人ホームへの熱い思いは変わらないとの事で、すぐに第一希望の施設長へ連絡をし、どうしても気に入ったので順番を待ってもご入居したい旨を強く訴えられたのでした。

 

もちろん順番を守りつつ、お申込みの早い方からご入居していただくのが老人ホームとして当然のことですので、退院時期(8月末)と部屋の空室が出る事との戦いとなりました。

 

そして8月に入ったある日、第一希望の老人ホーム施設長から私どもに、8月中旬に空き部屋がでる予定が有るとの連絡が入りました。順番待ちのキャンセルをされた方もあったようで、退院ギリギリのタイミングでご入居できる運びとなりました。

 

もはやY様の執念が通じたとしか思えず、電光石火のごとく、ご入居が決まったのでした。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

突然倒れた、転んで頭を打ったなど、ご自身やご家族の介護を身近に感じるきっかけはそれぞれです。 いいケアネットでは、いざという時のために役立つ介護の知識や介護施設についてご紹介します。

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