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電動車イス型ロボット「ケイプ」、介助者の負担を軽減―アイザック

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福島県にあるアイザックは昨年8月から、「移乗・移動ロボット ケイプ(恵風)」のレンタルをスタートしている。同ロボットは電動車イス型ロボットで自立と介助を支援するもの。

後ろから乗降可能なため、ベッドからの移乗やトイレに座る際の介助者の負担を軽減するとともに、通常の車イスに利用者が座るとき起こる、転倒によるケガの防止にも役立つとのこと。

主な特徴として、利用者は乗ったまま座面をベッドや便座などの高さに電動で合わせることができ、狭い場所などでは360度旋回可能(最少旋回半径38㎝)なため、エレベーターでも前進で出入りできる。操作も簡単で片手で進みたい方向にレバーを倒すだけなうえ、速度も5段階あるので場所に合わせて調節が可能だ。

福島県内の施設では、年間6施設ほどが導入しており、担当者は「今は福島県内で小さなモデルを作り、メンテナンス体制などをしっかり構築してから、全国展開を目指していきたい」と話した。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

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