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2017年4月より介護報酬が約1万円アップ―厚生労働省

JQ094_72A厚生労働省は介護職員の賃金アップのため、報酬引き上げを社会保障審議会介護給付費分科会に示し、2017年4月より月給1万円相当増(介護報酬1.14%増)を了承した。
現在の処遇改善加算(Ⅰ)を拡充し、新たな加算が設けられた。各サービスの加算率としては、訪問介護13.7%、認知症グループホーム11.1%、特別養護老人ホーム8.3%など。これにより17年4月から処遇改善加算は計5区分となり、新加算(Ⅰ)、現在の加算は(Ⅱ)と番号がひとつずつずれる形となる。
新加算は介護職のみが対象で、勤務年数などによる昇給制度を設けるとともに、就業規則などに記載しすべての職員にアナウンスすることを条件としている。同省は全国の事業所のうち約7割が新加算を取得すると見込んでる。

※本来、介護報酬の改定は3年に一度と決められており次回は18年4月だが、今回は政府の日本1億総活躍プランに基づき臨時で改定される。

この記事の監修者

いいケアネット事務局

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